東洋医学的解説
生理時の頭痛
月経の度、または前後に頭痛が生じます。普段は頭痛が起こらないのに月経中、または月経前後に頭痛が始まります。
つまり出血している最中に悪化することを考えれば、血が不足していることが主な原因ということが出来ます。
中医学で言う血が不足しているというのは貧血検査の数値で確認できなくても
以下の症状に当てはまると「あ、血が不足しているのかな」と検討します。
<中医学的(漢方的)、血が不足している人の症状>
髪の毛がぱさぱさしている
肌が乾燥気味
筋肉がぴくぴくする
集中力が低下する
忘れっぽい
不安感がある
寝付きが悪い、不眠がちである、夢を沢山見る
月経の量が最近少なくなる、または生理が遅れがちである
などです。
<漢方>
血を補う漢方、鉄やミネラルなどの血を補う事が出来るサプリメントや食事療法によって対応します。
次に多いのが、血の流れの悪い人、気の流れが悪い人。
<気の流れが悪い人>
気分がすっきりしない、ため息をつく、またはイライラする
気分にむらがある
胸がはる
などの症状があれば気の流れが悪い人です。
<漢方>
気の流れをスムーズにする漢方で対応します。
気の流れが悪いと、同時に血の流れが悪くなります。
<血の流れが悪い人>
経血に塊がまじる、シミが多い
顔色がどす黒い
舌の裏側の血管がぼこぼこしている
などが該当すれば血の流れの悪い人です。
<漢方>
血の流れをスムーズにする漢方で対応します。
また、複数原因で生理前の頭痛が起こっている方も沢山いらっしゃいます。
原因によってそれぞれの漢方をお勧めして対応しています。
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