風邪を引かないために!
■風邪を引かないために
風邪はウイルスによる感染症です。
寝不足、過労、栄養不良などが重なると免疫力が低下し、風邪を引きやすくなります。
私達は、ふだんお腹が一杯食事をしても、実はミネラル、ビタミンが不足しがちです。
このミネラル、ビタミンの不足が、免疫力の低下の重要な原因の1つとなっています。
ところで免疫力とは、細菌、ウイルスなどの外敵から体を守る働きの事です。
そして体には外敵をやっつけるT細胞、マクロファージなどの免疫細胞があります。
その中でも、特に重要な働きをするT細胞は、胸部にある胸腺という臓器で作られます。
胸腺は、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなど充分な栄養がないと元気の無い免疫細胞をつくってしまいます。
元気の無いT細胞、マクロファージは外敵をやっつける事が出来ず細菌やウイルスが野放しになります。
そして、そのウイルスなどが原因でかぜを引きやすくするのです。
栄養不良による免疫力の低下とは、胸腺が元気な免疫細胞を作れなくなっている状態のことです。
特に、胸腺にとって非常に大切な必須栄養素である亜鉛セレン、鉄などの微量ミネラルが不足すると免疫力が落ちてしまいます。
成人では亜鉛の必要量は1日12ミリグラムですが、現在の日本人は1日平均約9ミリグラムしか摂取しておらず、亜鉛不足になりやすくなっています。
また貧血の方は鉄が不足しています。
ここに、現代人の免疫力が落ちているといわれる1つの原因があります
亜鉛、セレンなどの必須栄養素をしっかり摂り、免疫細胞を元気付け風邪の菌に負けない免疫力をつけたいものです。
健康文化より。
■抗ウイルス作用で風邪を予防!
秋から冬にかけて、風邪やインフルエンザなどの各種の感染症にかかり易くなる時期です。これらの症状は、乾燥すると広まりやすいのが特徴です。早目に予防を心掛けたいものです。
予防には、うがいや手洗いなどと同時に、身体のなかから潤いを与えることも大切です。梨やリンゴ、白キクラゲ、キウイなどは肺を潤し、咳の予防に役立つ食べ物です。
中国では、この時に板藍茶でうがいをしたり、梨を板藍茶で煮ておやつやデザートとして食したりと、一工夫することがよくあります。
風邪症候群の80~90%はウイルス(インフルエンザウイルスも含まれる)の感染が原因と言われています。
一般的に風邪に対しては解熱剤のほか、細菌感染を予防したり抑えるための抗生物質を用いることが多いのですが、抗生物質は細菌による炎症や熱に対しては有効ですでも、ウイルス性の風邪には効果が期待できません。
しかも、ウイルスは年々構造を変えるため、その構造に対応した薬品をつくるのが難しいのが現実です。
漢方にも解熱作用と抗菌作用を併せ持つものがあります。
例えば『板藍根』は、涼血解熱、利咽作用を兼ねそろえるものです。
予防として飲んだり、うがいをしても効果的ですが、「のどがヒリヒリしてきた」、「悪寒がする」といった風邪の初期症状を感じたときに用いると、白血球の食菌能力が高まり、菌が増殖されるのを防ぐ作用もあります。また、細菌やウイルスが放出した毒素を中和して免疫力を高めることが出来るのです。
●この季節!普段からの服用をお薦めします。
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