大物になれるか否かはショックを吸収するクッション ”肝”が重要
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『成功者のための肉体改造講座』 作者:シーちゃん先生こと 峯村 静恵
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第4号 2001.7.20(金)
<目次> 1.今週のワンポイント・・・大物になれるか否かは
ショックを吸収するクッション ”肝”が重要
2.今週の食材、”肝”にはこれを食べよう!
3.相談者の声 「更にばりばり仕事が出来るように。」
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■今週のワンポイント・・・ あなたのキャパ(器)を測るのは”肝”の健やかさ
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■あなたの性格は肉体機能が影響している!
どんなトラブルがあっても、冷静にクリアできるとか、度胸がある方をあいつは、肝(きも)が据わったやつだ、といいますね。
逆に右往左往するひとを、肝(きも)っ玉の小さいやつだ、とも言います。
今日は、この肝(きも)が健やかであるか否かは、大物になれるか否かを分ける大事な臓器だということをお話しましょう。
どんな、逆境にも動じない不屈の精神を司っているのが、肝(かん)という臓器。これも、西洋の肝臓とは意味合いが違う部分があります。
●この肝ですが、精神活動の調節を司っています。緊張して冷や汗をかいたりすることを、「肝を冷やす」と言いますね。トラブルなどで気分が動揺すると、真っ先に活動しショックを和らげ、対処できるように導いてくれるのが「肝」なのです。
●かっかと怒りっぽい人は要注意
肝はのびのびした、自由な感じが好き、さらさらと流れる川の様なさわやかさを好みます。流れがとどこってくると「肝」に影響を及ぼします。
肝は、窮屈な状態をきらい、のびのびとしていられないと、機能が低下します。自然界で言えば これからまだまだ伸びていく”木”のようです。
上へ上へと登っていきやすい性質を持っています。
怒りっぽい人、あるいは、怒りや不満を我慢している人は、肝の自然な流れを押さえつけていることになります。この期間が長いと、熱を生じます。
その熱が怒りの素になります。
かといって怒りを爆発させてしまうと、今度は、ますます興奮して熱くなってしまいます。
怒ったら最後、もう止まらなくなる。といった経験はありませんか?
それは、肝が熱を持ち過ぎ、フル回転で活動しすぎてパンクしてしまった状態をいいます。
怒りを爆発することは更に肝の負担になります。
怒りを我慢してもいけない、発散させてもいけない、どうしたら・・・?
●そうした怒りの感情を、冷ましてくれるものがあるのです。
それが、先週お届けしました、「腎陰」や「精」なのです。
肝の熱を冷ます、冷却水の役割をしてくれます。
腎陰が豊だと、肝(かん)もストレスに耐えられる、健やかな肝でいられます。
ちょっとのことでイライラしたり、怒りの気持ちが表れにくくなるのです。
ご本人の性格の問題もありますが、肉体機能の問題も大きいと言えます。
口が渇く、午後からペースダウンする、夜の寝不足が続いている、鼻血が出たり、目が血走っている、顔が赤い、熟睡できない、早口で声が高い人、肩こり頭痛がある人、眼精疲労のひどい方は日頃の養生が必要になるでしょう。
●会社を経営される皆さんは、明日の保証がない環境のなかで絶えずストレスにさらされています。大黒柱の社長はいつも冷静に、肝を据えて物事に対処しなければいけないでしょう。
そのときに味方になってくれるもの、それが腎陰などの冷却水なのです。
かっかとしている人は、熱を持った肝を冷やすために、沢山の冷却水(腎陰)を必要としまた、そういった感情が腎陰や精を消耗しています。
かっかとして腎陰や精を消耗しないように心がけ、腎陰を豊かにしないといけません。
ストレスを受けたときに、せせらぎのような、穏やかな気持ちで、水に流していくことも必要といえるでしょう。
また、瓊玉膏という腎精や腎陰を補う漢方があります。
この瓊玉膏は江戸時代の幕府の蔵には常備されており殿様方が利用していたという書物が出てきたそうです。
殿様は精を沢山使い、腎陰が不足しがちです。
一国を預かる人間として、いつも冷静な判断を下せるようにとのことで利用していたのではないのかと推測します。
●「肝」という臓器を、「腎」という臓器が色々な意味で支えています。
腎精不足な人は、「肝」に直接影響を受けやすい傾向があります。
精の稼働率が80%の私はいつも一杯一杯ですから、腎を補う漢方と、肝の流れをスムースにする漢方2つをベースにしており、人前に出たり、初めての方と接したり、仕事が忙しくなってくると、シベリア人参を服用しています。
自分では緊張しているつもりはないのですが、次の日の朝がなぜかだるいので自分の意思ではなくて、体の言うことも聞いてあげましょうということにしています。
■今週の食材 肝には、やっぱり、肝の形
今日も形が一緒のものがいいでしょう、ということで、「肝」つまりレバー、このレバーはやはり、肝を補ってくれます。
ニラレバのように、青物と一緒に食べると効果が絶大ですよ。^^
積極的に食べましょう。
そして、肝の形といえば・・そう シジミやアサリなどの貝類です。
よく、見ると肝臓の形をしていますね。
現在では肝臓の働きを良くするグリコーゲン、タウリン、鉄分などが含まれていることがわかっています。シジミはお酒で疲れた肝臓やストレスで熱を持った肝にいいですね。
シジミ汁がおいしいな、と感じる人は(私がそうなのですが)ストレスが溜まっているのでしょうね。
お酒を沢山飲んでいる人は肝が熱くなりやすい傾向があります。
腎陰不足に陥りますので、適度な量をおすすめします
■・・・<嬉しい報告があります!>
この講座をごらんになっておられる方からご相談が増えてきました。それにお答えしてた中で、さっそく良い結果がでましたので紹介いたします。
服用1週間足らずですので、こちらも驚いています。お客様からのメールを要約してお届けします。
◆すすめられた漢方を飲み始めて、5日ほど経ちました。
結論から言うと、体の調子が良く、飲む前と比べ、変化が実感できます。
1)どんな変化があったか、列挙してみます。
・夜、眠たくなりました。
一番びっくりしたのは、いままでは、夜の9時、10時まで仕事で頭をフル回転させていると、完璧に目がさえてしまったのですが、先週はちゃんと眠れました!感動ものでした。
・夜中(朝方)、起きる回数が減りました。
今までは、夜中(朝方)、2、3回起きていましたが、今は、朝方、5時ごろ目が覚めるだけです。しかも、今は、熟睡した感じがありますので、朝方起きても心身ともに楽です。
・朝、仕事のエンジンのかかりが早くなりました。
仕事にとりかかる前のウォーミングアップに時間をとられなくなりました。
サッと仕事にとりかかれます。これもまた、ありがたいことです。
以上、気がつくままに列挙してみました。
■今回の掲載にあたって、Tさんから 皆さんへのメッセージ(原文のまま)
今回のことを通して、バリバリ仕事をこなしている経営者の方たちに伝えたいことがあります。
それは、バリバリ仕事をやっていて、自分のパワーを出し切っていたつもりでも、心身を調節してあげることで、パワーとエネルギーはもっともっと湧き出てくるんだということです。
今回アクシスアンさんに漢方を選んでいただいたお陰で、パワーが引き出され、質量ともに、もっと仕事ができるようになりました。ありがとうございます。
●シーちゃん先生から
この方は先週お届けした、腎陽が不足した方でした。
頭脳労働者で頭をフル回転させている為に脳が興奮していて、眠れなかったのです。
それを改善するものを服用していただきました。
漢方は疲れてくると眠れなくなってくるといい、疲れた体を改善することにより、自然と眠りに誘うという働きがあります。
朝・昼・夜と3回キチンと服用していくうちに、夜の眠らなければならない時間がくると、眠くなってくるといった体全体のバランスを整えながら睡眠に導くタイプのものです。1ヶ月予算は¥16000円ほどでした。
ばりばり仕事ができるようになりましたなんて、とても嬉しい報告でした。
先週おすすめした、シベリア人参茶も服用されています。
バリバリ仕事をしたい方、最近やる気が薄れてきたなどのもっとパワー全開で頑張りたい人お気軽にご相談くださいね。
今日はこの辺で シーちゃん先生こと 峯村静恵でした。
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