貝原益軒 日本人の養生法について
最近の健康ブームで様々な養生方法が放送され新しいダイエット方法が出ては消えしている。
OOが良いといわれればスーパーから在庫がなくなる健康ブーム。
本当にそうであれば皆が健康になるはずなのにそうではない。
日本人の保険医療費は一向に留まるところを知らないのはなぜだろうか?
我々は日本人である。
長年日本と言う四季のある情緒豊かな国に生まれ育ち湿気が多く、または乾燥しやすい様々な気候に対応し柔軟に生きてきた日本人なのだ。
「そこを忘れている」。と今、声を大にして申し上げる。
私たち日本人は農耕民族が主であり、遊牧民族ではない。
牛乳を飲んだりチーズやヨーグルトを食べたりオリーブオイルを飲んで生きて来た人種ではないのだ。
日本人は野菜を沢山食べるように腸が長いと言われている。
それは何を意味しているのか。
日本人は、古くから日本で食べられている伝統食を普段から食することこそが、今出来る日本人にとっての日本人のための食事療法なのだということである。
食事を改善する事は最大の養生である。
アメリカの医療現場では食事で殆どの病気が予防できるという一致した見解だということを先日のセミナーで聞いた。
貝原益軒(かいばらえっけん)という人物をご存知だろか?
彼は1630年生まれ。寛永7年 江戸時代に生まれ育ちなんと84歳まで生きて「養生訓」という本を書いている。
養生方法を説いて実際にその時代にとっては随分な長生きな人生を送った実績を残している。
彼の養生訓から得るものはとても大きい。
彼の本より一文を紹介しよう。
食べ物は体の養分になる。
食べ過ぎなければ体の健康を維持する。
しかし食べすぎは体に良くない。
植物でも、水や肥料を沢山与えると枯れてしまうのと同じである。
食事と言うものは楽しい行為であるが、ほどほどにして精神的に楽しい事を見つける方が、体のためになる。
<養生訓 現代文 森下雅之訳 原書房より抜粋>
彼の本にはまたこう書いてある。
「魚や肉も少なく食べなくてはならない。山の奥底に住む人々が長生きなのはそういったものが中々手に入らないから食べ過ぎる事がないからである」
肉だけではなく、魚の食べすぎも良くないとある。
つまり、植物性タンパク、大豆とご飯のような炭水化物と野菜を煮たものなどを食べていて84歳まで長生き出来ると言っているのだ。
今の時代大豆だけ食べる健康法は私でさえもご勘弁願いたいのだが野菜を沢山食べておかず(たんぱく質である、肉・魚)を少なく食べるのが腸の長い日本人の長生き方法なのだろうと理解した。
皆さんはどう考えるだろうか?
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