血の気は増やすな!血を増やそう!
■精神活動にもっとも重要な物質はなんでしょう?
こんな質問がよく出題された。
今日はこのお話をさせていただこう。
答えは、”血”である。
正式な読み方は”ケツ”と呼ぶ。”ち”ではない。
血が多いか少ないかというのは、貧血検査のそれではない。
貧血検査は一定量の血液の中に成分が規定以上あるか否かを判断するものである。
総量がその人にマッチしているのかどうなのか?を問うものではないので注意が必要だ。
では、皆さんの血(ケツ)が足りているのかどうなのか?をこれからチェックしてみよう。
■爪が割れやすい。
■顔面が蒼白(色が白い)である。
■または顔がなんとなく黄色っぽい。
■髪の毛がぱさぱさしている、又はつやがない、腰がない
■頭痛がする
■めまいがする
■目が疲れる・目がかすれる
■手足がしびれる
■舌の色が白っぽい
■どうしようもない不安感に襲われる
■不眠、寝つきが悪い、すぐ目がさめる
■動悸がする
■手ががさがさ、皮膚が乾燥する。
などの症状が上げられる。
精神が不安定では、リーダーとしての役割を果たすどころか出社もおぼつかない状態となる。
ここで申し添えたいのは、血を増やすと、血の気が増えてエネルギーが有り余るのではないか?とご心配されるかたもいらっしゃるかもしれない。
心配無用。
血が増えすぎて病気になることは無い。
そのような症状も無い。
ただ、”血”と”血の気”は違うということを申し添えたい。
それは次回にお話する予定。
血は常に意識して十分過ぎるほど蓄えることをお勧めする。
この血はストレスなどでショックを受けたときに衝撃をやわらげてくれる作用がある。
そう、冒頭の 「精神活動に一番大事なのは 血 である」ここに繋がる。
また、心を養うのにも血がとても大事なのだ。
蓄える必要性についてはご理解いただけたと思うのだが、これを大事に使う必要がある。なぜなら血は生命活動に重要な源なので、色々な臓腑に行き渡り常に消耗されている物質であるからだ。
血を消耗する行為はどんなことなのだろうか?
■目の使いすぎ、細かい仕事、コンピューターを長時間見つめるような仕事
■頭の使いすぎ
■精神の疲労困憊
■夜の寝不足
■イライラ・カッカとする
■もちろん出血症状があるとき。
■過度の性行為
■妊娠・出産
又
■胃腸が弱くて痩せていて、血の生成が不足しがち なことも挙げておこう。
血が不足すると、パニック症状を起こす。
精神的にも不安定になる。
ストレスに耐え切れない。
コンピュータ関係に勤務する方に鬱症状、パニック症状でお困りの方が多いのは、常に目を使い、同時に頭を使い、細かい仕事
クライアントの要望に答える、トラブルに対応するため精神疲労が多いことから、血が大量に消耗されたため、精神活動に支障が出てしまったと言える良い例のひとつである。
皆様は大丈夫だろうか?
血は有り余るほど蓄えられているのだろうか?
次回は血の気についてお届けする予定。