声をビジネスに活かす方法
先週までのお話は声でその人の精力の度合いがわかります。
という話であったが、これはある意味取っ掛かりに過ぎない。
ビジネスマンとして成功したい私は、この法則性をテレビに出演している、有名経営者の声と照らし合わせ分析した。
今現在私の仕事に多いに役に立っている。
今日はそれを紹介しよう。
ここでは、実際にお会いしたこともない有名な経営者・政治家を声別に分析するので、ある意味偏った見方になることをご了承頂きたい。
■最近で私が一押しの声の持ち主 腎精が豊かであるに違いない!?
ソニー 出井社長
この方は声が落ち着いていて適度な潤い(色気)があり、また話すスピードも普通である。
腎精が豊かであるといえる。関連会社に飛ばされた辛い時期を乗り越え返り咲くといった、根気強さと不屈の精神。
腎精が充実している証拠がここにある。
こういったタイプの声をお持ちの方は生まれながらにしてリーダーの素質があると言える。
■声が高くても成功する
・本田技研 本田宗一郎さん
・松下電器 松下幸之助さん
このお二人の声は以前NHKのドキュメントでチラッとしか声を聞いたことがないが甲高く早口である。
周囲の人がすぐ怒ってかっかとしやすい、ともらしていたそうだが、男性で甲高く早口な人は短気だと言って間違いが無い。
彼らは自分の技量をわきまえていた、自分だけの力では大飛躍を遂げることは難しいと。
そこで、腎精が豊かそうな参謀を迎え以来二人三脚で世界企業にした。
ここで、評価すべきは、声が高いからといって悲観することはないということ。
声の高い人は腎精が豊かではないし更にストレスのクッション材、肝も強くない。
かっかとしやすいのだ。
しかも彼らは肉付きが良くない、骨っぽい。
これはかなり、神経質な証拠で漢方的に判断すると決して大物とは言えない。
大物になるためには、ぐっと我慢も必要だと根性をつけるために我慢しつづけると、体調を壊してしまう。
夢を持ちそれに向かって頑張ることを中心にしたほうが成果があがるのだ。
短期的展望を持ち、それに向かって邁進する。
そして、長期的な計画は腎精の豊かな人間と共に考える。
腎精が豊かな人間は、かっかとする社長と従業員の間に入りうまく調節してくれる根気強さをもっている。
このようなタイプが成功するのには、一芸に秀でることが良い。
好きなことは徹底してやる、そういったことが出来る環境作りを第一優先にされることをオススメする。
腎精が豊かな参謀を味方につければ良いのだ。。
このタイプが大飛躍を遂げるのには、いかに名参謀を口説き落とせるかにかかっているともいえる事例である。
■ゆっくり話せば腎精が豊かということではない
倒産した大手スーパーの「Y」 W社長
この人の声は伸びがない。もわもわしている。
肉付きもぶよぶよしている。こう言ったタイプの男性は先天的な腎精不足と言える。一般的に腎精不足の人間は2通りに分けることが出来る。
神経質になるタイプ(腎陰不足)、何も感じなくなるタイプ(腎陽不足)。
会社がこんな状態だとは危なくなる直前まで全く知らなかったとおっしゃっている。
自分は立ち上げることは得意だけれど、それを維持していく力に欠けている。とも言っていた。
腎精が足りないので、根気が続かない、腎陽が不足しているので動作に切れがない、。
又本田や松下のような優秀な参謀にも恵まれなかったのはとてもお気の毒に思う。
こういった声の持ち主であれだけの事業を展開させた人物は私の知る限りいないように思う。
■女性の声
女性の声の分析は非常に難しいので分かりやすい方を紹介したい。
田中真紀子外務大臣
彼女の声は普段は低いほうだと思うが、良く耳をすませていると金属音が聞こえる、なんとなく、きんきんしているのだ。しかも早口。
この様なキンキンタイプで普段低い声。
腎はある程度豊かであるが、ストレスを吸収するクッション 肝が弱い。
こうゆう、キンキンした声の女性は、周りからとやかく言われたり、管理されたりという窮屈な状態を極端に嫌い、
その生活が長くなると身体を壊してしまう。
また、なにかあるとパニックを起こし、トンでもない行動に出たりする。
注意が必要だ。大臣生活で身体を壊さなければいいけれど。
■組み合わせを考える
従業員がいらっしゃれば、その方達をタイプに分けて接したり、また、組み合わせを考えチームを作る必要がある。
また、取引先の特徴を分析し、担当をさせる人間を選ぶ
例えば、甲高くて早口な人間はせっかちだから、取引先や上司がそのようなタイプの場合気に入られるためには、スピードとフットワークの軽さが必要だ。
必ず日程を明確にし確実に仕事をこなしていく。
積み重ねればその実績を高く評価してくれる。
またこのようなタイプはオピニオンリーダーにもなってくれる。
が敵に回すと大変なことになるので注意が必要だ。
腎陽不足な人間はこつこつとやる仕事を得意とする営業職を担当させる場合は気が利かないという欠点がある。
声の高い女性で子供っぽく話す場合は、プレッシャーに弱くトラブルが起こるとマル投げする場合もある。
腎精豊かなサポートをしてくれる人間と一緒に行動し、根気強く徐々に育てていく必要がある。
それぞれの体質に合った適材適所を実現できるのだ。
■養生次第でなんとかなる。
リーダーだからといって全てにバランスが良くなるということはとても難しいと思う。
ただ、自分の体質をしり、養生することは大事である。
高い声をお持ちの方は感情的にならないようにコントロールする必要があり。
炎天下の作業を控え、早く寝て、腎陰を養う必要がある。
話し方はその臓器を補う作用がある。腎精が豊かな人間のようにゆっくりと(適度なスピードで)話していくように努力する。
毎日続けていくと腎精が蓄えられるのだ。
早口で声が高い人間がかっかとして、あせって話すと益々腎精が消耗される。
注意が必要だ。
気持ちをゆったりと保ち世界を征服した大物になったつもりで話をするのだ。
もわもわした声は、腹から声を出す訓練をし、きちんと発声する。
そうした行為により呼吸法が整えられて、体力アップに繋がるのだ。
かくゆう私も声が大きく、早口である。
腎精不足は否めない。私も注意が必要なのである。