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成功者になるかは精の使い方次第

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 『成功者のための肉体改造講座』 作者:シーちゃん先生こと 峯村 静恵

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創刊号 2001.6.30(土)

<目次> 1.今週のワンポイント・・・成功する気力の源 「精」について
       2.今日の食材、”精”にはこれを食べよう!
       3.漢方基礎講座

<目次> 
1.今週のワンポイント・・・成功する気力の源 「精」について
2.今日の食材、”精”にはこれを食べよう!
3.漢方基礎講座

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《今週のポイント》

   成功者になるか否かは”精”の使い方しだい

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■今週のワンポイント・・・成功する気力の源 「精」について

私は事業で成功したいと思っています。きっと皆さんも同じでしょう。
その成功に欠かすことができないものが「精」です。

仕事に精を出す、と言われる”精”ですが、精力の”精”でもあります。
中国では ”精”とは、大切な宝物という意味合いがあります。
以前、「がんばれ社長」の00/10/9号にも書かれていましたが、ビジネスを成功させるには「性を慎むこと」とあります。 
なぜなのでしょうか? 「精」と「性」って関係があるのでしょうか?

漢方では”腎”と言われる臓器(西洋の腎臓とはとらえ方が違う部分があります)。この”腎”という臓器は生殖器との関わりが深く、そのパワーの増減と精力は密接に関わっているとされています。
この”腎”には、”腎精”と言って、生まれたときに両親からもらった、先天の精(遺伝的なもの)」と、生活しながら養っていく「後天の精(食べ物や養生で養っていくもの)」との2つの精があり、人間の寿命(若さ)や精力の源だと言われています。

●こみあげる意欲というものは、精神的なものもありますが、肉体的な“精”の影響も絶大といえるでしょう。
この2つの”精”の力が充実していると、エネルギーが湧き上がって、仕事がバリバリ出来ます。“精”の補充と、その使い方が重要になるわけで、とりわけ性的エネルギーをいかに事業に転換するかがポイントになりそうです。

●この精ですが、性行為をすると、減っていきます。

食べ物を沢山食べたから精力がつくといものではなく、人それぞれ限りがあり、それを、食べ物で補っていくというものなのです。大切に使っていかなくてはいけないのです。
”精”使い果たしたら最後、枯れた井戸のように二度と湧き上がってこないということも言われています。そうなる前に、食事や漢方などで外から補ってあげる必要ができます。

養生がとっても大事なんですよ。

短期間に沢山消耗するような行為は避けなければいけません。
そこで冒頭の”性を慎むこと”に繋がるわけですね。適度な回数が理想です。

みだりにあなたの「精」(大事な宝物)を浪費してはいけません。常にエネルギッシュでいたいものですね。

■”精”に良い食材はこれ!

<腎に良い食べ物は”腎の形”>

中国ではその臓器を養うにはその臓器と似通った形のものを食べると良い、と言われています。成分がなんなのかわからなかった大昔の話です。 

精力を養うには、“腎”の形すなわち豆です。大豆やあずきが良いですね。
ナッツ類も一日5粒ほど食べると良いとされています。

種は生命の源、生命が誕生するのに必要な成分がぎゅっと詰まっています。
すなわち、人間の寿命(若さ)や精力の源の“腎”に良いとされたのです。
大豆にはイソフラボンという女性ホルモン作用の成分が入っており、女性の更年期、男性の前立腺肥大に良いようです。
”性”の維持に良い効果をだしていると言われるようになったのは最近の話。
大昔の知恵もなかなかやるものです。

”精”に良い食べ物を積極的に食べましょう。

●「豆は豆だけで」

テレビであずきがいい!と言われると、みんなあんこを食べます。
これは、おおきな間違いです。砂糖を取りすぎると色々な弊害が出るからです。
あんこはデザートとして召し上がってくださいね。(とり過ぎに注意して)

あずきを取りたければ、あずきを煮ただけのもの(味付けしないもの)を召し上がってください。むくみやすい人にオススメです。
大豆も砂糖を使わないもので、召し上がってくださいね。

大豆だけをとるのではなくて、普段からきちんとしたお食事のバランスも大切です。このことは次回からお話していく予定です。

最近ではイソフラボンを含有した健康食品も出まわっています。
最近、気力が沸かない、仕事に対する情熱が無くなったと感じられている方は”腎”を補う漢方薬もオススメです。
私は昭和45年生まれの30才です。子供のころから病弱でした。
きっと生まれもった精が少ないのでしょう。
30過ぎになってから、体力の衰えを感じ、腎を補う漢方薬を服用しています。
根気強くなり、身体がしっかりしてますよ。

■漢方基礎講座

<整体観>

中国医学の基本的な考え方に、この整体観というものがあります。
身体全体を捉えて、バランスを整えることが健康維持に大切だというものです。

一方、西洋医学は悪い局所を見つけ、検査をし、悪いところの治療を行うこと。
治療と効果のスピードは西洋医学が一番です。
そういった細胞レベルの研究の努力が現在の医学の進歩に結びつき、もはや細胞レベルを超え、遺伝子レベルでの治療も可能となりました。

どちらにも長所と短所があり、どちらも人間の健康維持に必要なものだと思うのです。

難しいところはお医者様に任せ、私の方では漢方が伝える健康の知恵などをわかりやすくこのコーナーで定期的にお届けしていこうと思っています。

漢方基礎講座が終了するころには、日頃の体調をご自身で把握できるような流れで作っていきたいと思っています。
(もちろん、定期的な検査は受けましょうね)

それでは皆さん、今日はこの辺で。次号は7月7日頃配信予定です。
シーちゃん先生 こと峯村静恵でした。

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