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顔色でみる体調について

よく、「顔色が悪いね、大丈夫?」と言うことがあるが、細かくどの変の顔色が悪いから体調が悪いと言える人は少ないだろう。

先日、会合に一度だけ居合わせた人が突然亡くなった。
一度だけ居合わせたのだが、明らかに異常な顔色だった。
声をかけて、漢方を飲むように薦めていれば、と悔やまれる。

その経緯もあって、今日は顔色についてお話してみたい。

漢方では顔色は大きく分けて5つのタイプに分類される。
白・青紫・赤・黄色・黒 、今日は、白と青紫についてお話しよう。

■ 白

色白は7難隠すといわれているが実は色々なところが不足している証拠の顔色である。
冷え性だったり、血液が少ない人に多い。

(1)白くて輝きがあり腫れぼったい人は、気が不足している

(2)なんとなくのっぺりとした白色で体がやせていれば、血液不足

(3)蒼白くて激しい腹痛がある場合は、体の中に冷たい塊がありとても体の芯から冷えている

■ 青紫

青紫いろは、いわゆる顔色が悪い人と言われる。
体が冷えている、痛みがある、血液の流れが悪い人である
女性に多いので、女性の多い職場の温度調節(クーラー)も適度にお願いしたい。

(1)青白い・・・ 体が冷え切っている、なかなか温まらない

(2)灰色っぽい青白さ
   心臓が弱っている、よく夢をみたり、すぐ汗をかいたりする。

(3)青 ・・・ 血液が滞っている状態であり、元気の気も流れが悪く、
   ため息が多かったり、急にイライラしたりする。

この2つのタイプの養生は、”なす”などの夏野菜は控え、冷たいものを飲食するのは止める。

朝昼夜きちんと3食、バランスよく食べ、気血を補い、早く寝て心臓の気を充電しよう。

青色の人は、今すぐたばこを止めて、血液の粘りそうな油っこい食べ物を控え野菜中心で食事を摂るようにしよう。^^

次週は 赤・黄・黒 をお届けしましょう。

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