糖尿病講座 (8)
糖尿病講座 (8)
「糖尿病予防の食材」
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インシュリンをベーター細胞に貯蔵するなどの重要な働きをする亜鉛は、貝類、肉類に含まれます。
その中でも群を抜いて最も多く亜鉛を含む食物は貝の牡蠣です。
牡蠣はまた、インシュリンの感受性を増強するクロム、インシュリン分泌を促進する活性型ビタミンDが豊富にバランス良く含まれているので糖尿病の食事療法の食物として注目されます。
タウリンには糖尿病による血小板機能異常で、血液がどろどろに固まるのを防ぐ作用があります。
タウリンは牡蠣、イカなどに豊富に含まれています。
血管を保護するマグネシウムは昆布、干ひじきなどの海藻類に豊富に含まれています。
インシュリンの分泌の刺激や骨を守る働きをするカルシウムは小魚類、海藻類に多く含まれています。
【一口メモ 4】
糖尿病の食事療法というと、これまでの食生活と全く変わってしまうのでは?美味しくないのでは?といった不安を感じる方が多いようですが今まで多く摂り過ぎていた物を下げ、摂り忘れていた物を多く。
そして適正なカロリー量を摂る。
この3つを頭に、好き嫌いのある方や、強いて食べる機会のなかった方もこれからは、ビタミン・ミネラルの豊富な貝類・海藻類・きのこ類・山菜や乳製品を今までよりちょっと多めにとるつもりで気楽にはじめましょう。
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