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糖尿病講座 (7)

糖尿病講座 (7)
「糖尿病にはビタミン補給も大切。^^」
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●糖尿病にはビタミン補給も大切!

活性型ビタミンDが注目されています。
それは活性型ビタミンDが膵臓のベーター細胞でのインシュリンの生産と分泌を助けているからです。

活性型ビタミンDが不足したり、その活性が低いと糖尿病を起こしやすいのです。

世界的に権威のある学術雑誌(サイエンス)の中で活性型ビタミンDを与えた状態と、ビタミンD欠乏の状態を比較して活性型ビタミンDを与えた場合は実にインシュリンの分泌量が2倍もあることが報告されました。

また、膵臓のベーター細胞からインシュリンが分泌される時にはベーター細胞に流入したカルシウムの刺激が必要です。
活性型ビタミンDはカルシウムをベーター細胞へ輸送する決め手になり、インシュリン分泌を促進します。

また、糖尿病ではビタミンDとカルシウムの不足により、健康人の3倍の骨減少が認められていますので、糖尿病の方はカルシウムの補給も大切です。

なお、オイスターには天然活性型ビタミンDが含まれており注目を集めております。

●クロム補給でインシュリンの感受性を増強!
血液中の血糖や中性脂肪でインシュリン作用が障害される事が糖尿病の一因です。

一方3価クロムは障害されているインシュリンの感受性を増強させる働きがあります。

ところが糖尿病では3価クロムも尿中へ多量に排泄されるため、血液中の三価クロムの減少を招きます。

その結果、血中インシュリンの働きは低下し、血液中の糖分は肝臓や筋肉の中に取り込まれにくくなり、血糖値が高くなることが学術報告されています。

3価クロムは、牡蠣などの貝類・肉類に豊富に含まれています。

●糖尿病一口メモ (3)
糖尿病の方は、糖だけでなくビタミンやミネラルも多量に排泄されることは説明しましたね。実はミネラルのうち亜鉛は免疫力とも密接な関係があり、体内から亜鉛が失われるということは外部からの菌やウイルスに抵抗する力も低くなりやすいということなのです。

風邪を引きやすい人はこの亜鉛欠乏の状態にあると言っても良いでしょう。
免疫力を維持して風邪を引かないようにするためにも亜鉛の補給も心がけたいものです。

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