東洋医学的解説
パニック症の人の多くは「心配性」であることが多く、常に心配し、色々なマイナスケースを思いあぐねている傾向が多く見受けられるように思います。これは、精神安定ミネラルを常に消費していることを意味しています。
また、共通症状として現れる「動悸」「息苦しさ」なども心臓に何か疾患があるわけではない人が多く原因不明です。しかし、中医学的にはしっかりと説明がつきます。
こんな症状はありませんか?
- 動悸
パニック症候群の症状の一つ、動悸ですが体質によって出方が異なります。
- 常に動悸している
常に動悸がしている人は「心(シン)」のバランスを崩していると考えます。
・心に血が十分無い方(貧血検査で異常が見られない場合も含む)
「漠然とした不安感」「忘れっぽい」「集中力の無さ」「不眠」にプラスして動悸が見受けられます。
・心に熱がある
「そわそわ落ち着き無い」「ほてりがある」「夏に症状が悪化する」に動悸がプラスされます。
「いつも動悸しているのでよく分からない」という方もいらっしゃいます。
⇒ 血を補ったり、熱を冷ますことで対応します。
- 何かあると動悸する
例えば、
・電車のドアが閉まると、とたんにドキドキしはじめる
・「人ごみに行かなければならない」と思うとドキドキする
・自分にとっては難易度の高い事に取り組もうとするとドキドキし始める
これらの症状は、”胆と心が弱い”と言われています。
胆と心(シン)が弱い方の症状
・音にびっくりしやすい
・音に敏感に反応する
・テレビの音が怖い
・怖い夢や追いかけられる夢、出口の無い夢、逃げられない夢など不快な夢が多い
・優柔不断である
・心配なことばかり浮かぶ
・マイナス思考である
などの特徴があります。
⇒ 胆と心のバランスをとりながら、胆の働きを高めます。
※常に動悸がある人は、以下で挙げる様々な原因が絡み合って動悸が起こります。
- 息苦しい
息苦しいのは、息をしている肺のほかに「腎」という精力の貯金箱に、あるはずのエネルギーがなくなってくると、息が上がってきます。深く吸いづらくなるのです。
- 腎が原因で息苦しくなる場合の症状
・足がだるい
・腰痛がある
・むくみがある
・髪がぬける、白髪が多い、髪が細くごわごわしている
・耳の調子が悪い
・夜中にトイレに起きる
⇒ 腎を補って対応します。
- 肺が原因で息苦しい場合の症状
・喉が腫れやすい
・風邪を引きやすい
・肌が敏感である
・花粉症がある
・咳が出やすい
⇒ 肺を補って、呼吸しやすくなるよう機能を高めます。
- 痞える
喉が詰まったように痞える。胃の入り口辺りにつまりがあるように感じる。
食事が入っていかない。吐き気がある。
⇒ これは、気の流れがスムーズではないことを意味しています。
お食事がスムーズに入っていくよう、吐き気の対応などを行います。
- 眠れない
寝付きが悪い。何回も目が覚める。睡眠の状態が悪い方も多く見られます。
睡眠不足がつづくと、体に負担がかかります。
⇒ 眠れるように漢方で対応します。
- めまい・ふらつき
貧血検査は異常が無くても、仕事が忙しく無理をすれば、めまい・ふらつきに繋がっていきます。
⇒ 気・血・精を補いながら対応していきます。
- 精神安定ミネラル不足
精神安定をはかるために必要なミネラルが不足している、十分に足りていないと考えられる人が殆どです。 また、毎日不安な気持ちになりながらも通常の生活を行う必要があればそれは過大なストレスとなります。例えば、今まではスーパーに行くことなど何の違和感も無かった人がある日を境に、列に並ぶことも不安になるわけです。ここで発作が出たら・・・と常に不安を抱えます。それが精神安定ミネラルを大量消費していることに繋がります。
<ミネラル不足度チェック>(複数回答可)
- 肩こり、背中凝りなどがある
- 目の疲労 頭痛がある
- 食事が美味しくない
- 食欲がわかない
- 食事がいつまでもお腹にあるようだ
- 疲れが取れない
- やる気が出ない
- 精神的に安定しない
- 低体温(平熱35度台)である
- 解熱鎮痛 抗生剤など西洋のお薬を沢山飲んでいる
- 口内炎や胃炎、腸炎、不正出血がある など粘膜が弱い
- 風邪を引きやすい
- ストレスが多い
- 最近味が濃くなってきた、または味がしなくなった
- お酒を良く飲む
A. 3つ以上チェックが入ったらミネラル不足が考えられます。
- ミネラル不足と考えられる症状の原因
- 肩凝り、頭痛がある
⇒ 乳酸を分解するのにミネラルが必要です
- 憂鬱、泣いたりする。イライラ、怒りっぽいと思ったら憂鬱で仕方が無い。感情の起伏が激しい。
⇒ 精神安定ミネラルが不足する
- 疲労困憊である
⇒ 疲労が長く続いているということは、疲労物質を分解するためにミネラルが沢山使われているし、それでも疲労が溜まっていれば、疲労物質が代謝出来てないことを意味しています。だるい、起きられない。などもこれに匹敵します。発症した人の多くは、「仕事が忙しくなり無理をして、それが長期にわたって続いていた。」とおっしゃいます。
- 食事が美味しくない。食事を食べられない
⇒ 味覚もミネラルが影響しています。食欲も、消化酵素にはミネラルが部品となっています
- 食事がおいしく食べられないので、何とか口に入るものを食べている
⇒ 栄養のバランスが悪くなり、ミネラルの摂取も不足する。
- 粘膜が弱い。口内炎、胃炎、不正出血があるなど
⇒ たんぱく質合成にはミネラルが必要です。
- お酒を沢山飲んでいる。
⇒ お酒を分解するのにミネラルが使われます。
- 西洋のお薬を沢山飲んでいる。
⇒ ミネラルとキレート結合する西洋薬は多くあります。
- ミネラルを補い対応します。
原因は上記以外にも複雑で多岐にわたります。
一人一人にお時間をかけて原因を考え、対応していきます。
パニック症候群は早期であれば、早めに回復可能な症状の一つです。
もちろん長期間パニック症候群でお悩みの方で、回復しているお客様も多くいらっしゃいます。
西洋医学的解説
理由もなく突然激しい不安に襲われることをいいます。
不安に襲われるものの対象となっているものがないため不安感は身に迫る恐怖感というようなものになりやすいです。
不安に襲われることで様々な身体症状が起こりますが体のどこかに異常があるわけではありません。
この不安発作を繰り返すことを不安神経症といいます。
そして、不安発作を起こすことによって不安発作を起こすのではないかと不安になることを予期不安といいます。
- パニック障害の要因
・仕事での疲労
・精神的ストレス
などが引き金となっていることがあります。
- パニック障害の特徴
女性に多く見られます。
時期は、青・壮年期に多く見られます。
- パニック障害の症状
・動悸
・胸の詰まったような感じの苦しさ
・息苦しさ
・眩暈
・冷感
・震え
・手足のしびれ感
・頻尿
・腹痛、下痢
・吐き気
・耳鳴り
などといった症状があります。
これらの症状は個人によって差があります。
- パニック障害の治療
・薬物療法
・安定剤
・抗うつ薬
心理療法、カウンセリングを行います。
患者の環境や精神状態を調べ何が原因となっているのかを突きとめます。
そして患者本人が解消できるように導きます。
気になる予算は?
最初は症状があるため予算がかかりますし、患っている時間が長ければ回復までに時間もかかります。
お医者様のお薬は絶対に辞めないで始める事を前提とし、症状に合わせて相談しながら、漢方で体力をつけていき、様子をみていく方法をとります。
【例 Hさん】
2002年11月から服用開始 1ヶ月目 ¥35000
2003年2月に西洋薬を徐々に減らし服用しなくても生活できるようになった。
2003年6月パニックが出なくなる 現在継続中 ¥30000(1か月分)
【例 Mさん】
●9/15 ¥39740
●9/21 発表会があるとのことで発表会対策 ¥16000
●10/5 ¥26040
●10/14 ¥13050
発作時に服用する漢方が1個¥3200円します。
これを症状が出た時は1つ。
普段は8分の1として服用しますから、発作の回数が減るまでは予算がかかります。
お客様の平均予算は ¥29,000位
<アクシスアンからのお願い。>
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