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東洋医学的解説

蕁麻疹は症状が出たり引いたりと、変化が激しい疾患です。
また自然現象である風(かぜ)も吹いたり止んだり、強くなったり弱くなったりと変化しやすい性質があります。
そこで漢方では、風(かぜ)によって起こる現象と似たような症状を引き起こすものを風邪(ふうじゃ)として捉えています。(漢方は、人体だけでなく自然界を含めた全体を観察することでできてきました。)したがって、蕁麻疹は主に風邪が関係した疾患と考えられます。

  • 風邪(ふうじゃ)の特徴
  • よく動き、変化が大きい。
    →急に発病する・消えるのも早い・経過が短い。
    症状が変化しやすい(出たり消えたりする・症状の出る場所が変わるなど)。
  • 軽くて上昇しやすい
    →身体の表面・上部を襲う。
  • 他の邪気(寒・熱・湿など)を伴いやすい。
    →多くの場合これらは組み合わさって、風寒・風熱・風寒湿・風湿熱の邪となって影響を与えます。ちなみに、寒・熱・湿も自然界の寒冷・熱・湿気によって起こる現象と似たような症状を引き起こす因子です。
  • 関係する臓器について

漢方では身体を「肝(かん)」「心(しん)」「脾(ひ)」「肺(はい)」「腎(じん)」という5つの臓器に分けて捉えていく方法があります。
この中で、主に蕁麻疹と関係しているのは「肺」です。このほか、「肝」「脾」「腎」も関わっています。
それぞれの臓器の、蕁麻疹と関係する働きや特徴として次のようなものがあります。

「肺」
病邪が侵入するのを防ぐ。
毛穴の開閉や汗の調節を行う。
気道を清潔に保つ。
呼吸を調節。
水分を皮膚・全身にふりまく。  など
「肝」
気の流れを調節する。
消化吸収を助ける。
感情をコントロールする。
血液を貯蔵し、血液の量を調節する。  など
「脾」
消化吸収を行う。
水分代謝に関与する。
身体に必要なものを持ち上げる。(内臓を正常な位置にとどめるなど。)  など
「腎」
全身の陰陽の根本となる。
腎陰: 栄養を与え、潤すもの(物質面)
腎陽: 全身を温め、機能を促進する働き(機能面)  など

五臓の働きについてあげましたが、この他、身体の構成成分を「気」「血」「水」として捉えていく方法などもあり、これらを総合して原因・状態をみていきます。

  • 原因

「肺」の毛穴の開閉や汗の調節、病邪の侵入を防ぐ働きは、主に「衛気(えき)」によって行われています。したがって、一時的に「衛気」の働きが弱まったり、病邪の方が「衛気」の力よりも強いと、外からのさまざまな影響を受けやすくなります。
汗をかいた後・疲れが溜まっている時・横になっている時 などは「衛気」の働きが弱まりやすく、この時に風に当たったりすると、「風」が他の邪気を引き連れて入り込みやすくなります。
また慢性的に繰り返す場合は、体質や精神面など、いくつかの要因が重なって出ていることが多く見られます。

<漢方では>
蕁麻疹では、まずは邪気を発散して取り除くようなものを使います。
しかし、慢性蕁麻疹の場合は、もともと邪気に対抗する力が不足していたり、気・血・水の流れが滞りやすかったり、毒素が溜まっているなど、いくつかの原因が重なって出ていることも多いため、邪気を追い払うだけでなく、バランスの崩れているところを整えていく必要があります。
ただし、症状が激しかったり、制限のある食物を食べてしまった時などは、呼吸困難などに陥り緊急を要する場合もあるため、病院での治療が優先されます。

次に、漢方での捉え方としていくつかの例をご紹介します。

  • 蕁麻疹の特徴と伴いやすい症状
  • 風熱の邪の影響を受けたタイプ

<症状>
赤み、かゆみが強い・温熱刺激で悪化しやすい・発熱・悪寒(軽度)・頭痛・口渇・のどの痛み など


<漢方>
風熱の邪を追い出すものを使います。また、体内に熱がこもっている人は、風熱の邪をひきつけやすくなります。


<予防>
疲れているときや睡眠不足のときは、ゆっくり休みましょう。
早めに漢方で対処しておくと予防につながります。

  • 風寒の邪を受けたタイプ

<症状>
赤みは少ない(白っぽい膨疹)・寒冷刺激で悪化しやすい・悪寒・発熱・頭痛・口渇はない など


<漢方>
風寒の邪を追い出すものを使います。 身体が冷えている人は、風寒の邪をひきつけやすくなります。


<予防>
疲れているときや睡眠不足のときは、身体を温めて、ゆっくり休みましょう。
汗をかいたらすぐにふき取り、衣類も替えましょう。
早めに漢方で対処しておくと予防につながります。 普段から次のような症状がある人は要注意です。

  • 「衛気」の力が弱っているタイプ(肺気虚

<症状>
風邪を引いたり疲れたりすると蕁麻疹がでる・風邪を引きやすい・汗をかきやすい・息切れしやすい など


<漢方>
邪を取り除く以外に、衛気を強める働きのあるものを使います。ただし、「脾」や「腎」が弱っている場合には、繰り返さないようにするために、これらを補っていくことも必要です。


<予防>
睡眠を十分にとりましょう。(できれば夜10時までに就寝)
汗をかいたら、すぐにふきとりましょう。

  • 脾胃気虚タイプ

<症状>
胃腸の調子が悪いときに蕁麻疹がでやすい・食欲がない・疲れやすい・気力がでない・便が柔らかい・泥状便・吐き気がする など


<漢方>
「脾」を元気づけたり、水分代謝を手助けしていくようなものを使います。 「脾」がきちんと働かないと必要な気血が作られないため、「衛気」も弱まってしまいます。また消化が十分にできず、水分代謝も低下するために身体にとって余分なもの(毒素や余分な水分)が溜まりやすくなります。


<予防>
食事は腹8分目にして、負担をかけすぎないようにしましょう。ただし、必要な量が食べられないような場合には、早めに漢方で胃腸を強くしていくことをお勧めします。
胃腸を冷やさないようにしましょう。
水分の摂りすぎに気をつけましょう。
疲れたときはゆっくり休みましょう。
睡眠を十分にとりましょう。(できれば夜10時までに就寝)

  • 腎陽虚タイプ

<症状>
冷えると蕁麻疹が出やすい・足腰が冷えてだるい・寒がり・低体温・尿が透明で多い・あるいは少なくてむくむ・下痢しやすい など


<漢方>
「腎陽」を補っていくものなどを使っていきます。身体を温める大元である「腎陽」の働きが弱っていると身体の表面を温めて守る働きの「衛気」にも影響してきます。寒冷蕁麻疹の出やすい人にこういったタイプが見られます。


<予防>
生もの・冷たいものなど、身体を冷やすものは控えましょう。
水分の摂りすぎに気をつけましょう。
下半身を冷やさないように工夫しましょう。(腹巻をするなど)
疲れたときや睡眠不足のときは、ゆっくり休みましょう。

  • 湿熱タイプ

<症状>
食べ過ぎた後などに、大きくて、赤み、かゆみが強い蕁麻疹がでる・身体が重だるい・口が粘る・口が苦い・のどが渇く・黄色い舌苔がベタッととついている・イライラしやすい・尿が少なくて濃い など


<漢方>
主に、湿熱を取り除くものを使います。このタイプは、お酒を良く飲む・美食家・味の濃いものを好む・よく食べる・ストレスが多い・胃腸に負担をかけることが続いている方などによく見られます。


<予防>
食べ過ぎないようにしましょう。
お酒や味の濃いものは控えましょう。
気分転換をしましょう。

  • オ血(おけつ)タイプ

<症状>
圧迫などで血流が滞ると蕁麻疹がでやすい・アザができやすい・肩がこる・頭痛がする・皮膚につやがない・生理痛がある・経血に塊がある など


<漢方>
血のめぐりを良くしていくものを使います。ただし、血が滞る原因も改善していく必要があります。


<予防>
適度な運動やストレッチをしましょう。
血が滞る原因によっても予防は異なります。例えば、ストレスが大きくイライラしやすい人は気分転換をしましょう。冷えやすい人は冷やさない工夫をしましょう。疲れやすい人は胃腸を整えて体力をつけましょう。

  • 気滞タイプ

<症状>
ストレスがかかると蕁麻疹がでやすい・イライラしやすい・憂うつになる・緊張しやすい・脇・背中や頭が張って痛い・お腹が張る・生理前に胸が張る・生理痛・便秘と下痢を繰り返す など


<漢方>
「肝」の気の流れを調節する働きが乱れていると考えられるため、これを整えていくものを使います。


<予防>
気分転換をしましょう。
適度な運動をしましょう。

蕁麻疹は身体のバランスが乱れていますよ、というひとつのシグナルです。
また、体質は毎日の積み重ねからできてきます。生活スタイルや環境を見直し、出来るところから改善していきましょう。

西洋医学的解説

蕁麻疹(じんましん)とは・・・

蕁麻疹はよく見られる疾患ですが、多くの場合(特に慢性蕁麻疹)は、原因を特定するのが難しい疾患です。

  • 蕁麻疹(じんましん)の症状

突然、虫に刺されたときのように赤く平たく盛り上がり(浮腫性の発疹=膨疹(ぼうしん))、かゆみを伴います。形や大きさはさまざまで、2~3ミリ位のものから手のひら以上の大きさのもの、地図状のものなどがあります。ひとつひとつの発疹は数分~数時間で跡形もなく消えますが、次々に新しいものができて繰り返すことが多く見られます。
重症な場合には気管や腸の粘膜にも起こり、息苦しさや下痢を伴うことがあります。気管や喉の粘膜が腫れると息が出来なくなり、呼吸困難に陥って危険な状態となることもあるため、直ちに医療機関を受診する必要があります。
また、水泡ができたり、治ったあと色が残ったり、1日以上形を変えずに残っているものは蕁麻疹とは異なります。

  • 蕁麻疹が起こる仕組み

蕁麻疹は、ヒスタミンなどの物質によって血管が広がり(発赤)、血漿が血管の外にしみ出しやすくなって皮膚がむくみ(膨疹)、神経を刺激する(かゆみ)ために起こると考えられています。
ヒスタミンなどの物質はマスト細胞(肥満細胞)の中にあり、何らかの刺激が伝わるとマスト細胞から飛び出します。ここでいう刺激としてはアレルギー性のものと、非アレルギー性のものがあります。

アレルギー性の蕁麻疹では、IgE(免疫グロブリンE)というタンパク質が関与して起こります。
身体が排除すべきと判断した食べ物の成分など(異物、抗原、アレルゲン)が入ってくると、身体の中では次に同じものが入ってきた時にすぐ排除できるように、そのアレルゲンに対応するIgE(免疫グロブリンE)という抗体を作ります。IgEはマスト細胞の表面にくっついていて、自分が担当する抗原が入ってくるとすばやくそれをキャッチし、その情報をマスト細胞に伝えます。するとマスト細胞からはヒスタミンが飛び出し、蕁麻疹が起こります。

非アレルギー性の蕁麻疹は、物理的刺激(圧迫や寒冷など)によるものなどがありますが、まだ詳しい仕組みは分かっていません。ある種の抗生物質や消炎鎮痛剤などには、IgEを介さずに直接マスト細胞を刺激してヒスタミンを出させるものがあることが分かっています。

この他、かゆみを引き起こす物質が直接作用する場合(ヒスタミンに似た物質が多く含まれている食品を摂ったときなど)にも蕁麻疹が現れることがあります。

また、今まで原因が分からなかった慢性蕁麻疹の中には、マスト細胞のIgEが結合する場所(アレルゲンを捕まえたことを伝えるところ。受容体。)をアレルゲンと判断してしまう抗体(自己抗体)が関与している場合があることが分かってきました。

  • 蕁麻疹の原因

食物

魚介類(さば、まぐろ、いわし、さんま、さけ、たら、エビ、カニなど)
肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)
卵・乳製品穀類(小麦、そば など)
野菜・果物類(里芋、竹の子、マツタケ、トマト、ほうれん草、ナス、大豆、ナッツ、イチゴ など)
その他(チョコレート など)
食品添加物(食用色素、防腐剤など)

薬剤

ペニシリンなどの抗生物質、サルファ剤、ホルモン剤、アスピリン など

吸入抗原

花粉、動物のふけ、ほこり など

感染症

細菌、ウイルス、カビ、寄生虫 など(ピロリ菌の感染や、慢性の扁桃腺炎が原因となることもあります。)

植物・昆虫

イラクサ、桜草、ゴム、蜂、アリ など

全身性疾患

全身性エリテマトーデス、悪性リンパ腫、悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症、肝炎、肥満細胞腫瘍、リウマチ熱 など

物理的刺激

こする、圧迫、寒冷、温熱、日光、振動 など

発汗、遺伝、精神的因子(ストレス)など

  • 蕁麻疹の種類

急性蕁麻疹

1ヵ月もしないうちに治るものをいいます。
食物・薬・吸入抗原・感染症の病巣などによるアレルギー性のものが多く見られます。

慢性蕁麻疹

1ヵ月以上症状が続くものをいいます。
多くの場合原因を特定するのは難しく、原因となる食品や食品添加物を気づかないうちに摂って急性蕁麻疹を繰り返していることもあります。

食事性 蕁麻疹

ある食品を食べると必ず出る蕁麻疹です。アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあります。
特に青魚、貝類、エビ、カニ、肉、卵、ソバ などによって、急性蕁麻疹の形で出てくることが多くみられます。
しかし、一度起こると食事とは関係なく出るようになることもあります(慢性蕁麻疹)。

薬剤性 蕁麻疹

薬の内服や注射によっておこる蕁麻疹です。アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあります。
薬による蕁麻疹は重症(全身性血管炎、アナフィラキシーショック)となることもあるため、必ず専門医を受診しましょう。

接触 蕁麻疹

何らかのアレルゲン(イラクサ、ゴム、蜂、ペニシリンなどの抗生物質、魚介類など)が皮膚や粘膜に触れることによって引き起こされる蕁麻疹です。

人工 蕁麻疹(機械性 蕁麻疹)

引っ掻く、こする、ベルト・バンド・下着によって圧迫される などの刺激によってできる蕁麻疹です。
かゆいからといって掻くとさらに範囲が広がります。こういった方は、皮膚を軽くひっかくだけで、その通りにみみず腫れが出来ます。これを皮膚描記症といいます。

寒冷 蕁麻疹

冷たい水や物に触れたり、冷たい風にあたった時、その部位にできる蕁麻疹です。

温熱 蕁麻疹

ストーブや温風にあたった部位にできる蕁麻疹です。

光線 蕁麻疹(日光 蕁麻疹)

日に当たると起こる蕁麻疹です。

コリン性 蕁麻疹

入浴や運動などによって身体が温まる・精神的ストレス・緊張 などによって汗をかくときに出る蕁麻疹です。温熱蕁麻疹と似ているところもありますが、温熱蕁麻疹は温熱があたった所に出るのに対して、コリン性蕁麻疹はそれ以外の場所(全身)にも出ます。他の蕁麻疹と比べて一つ一つの膨疹は小さく、1~4ミリくらいです。(つながってもっと大きくみえるかもしれません。)
皮膚の末梢神経から放出されるアセチルコリンという物質が関係していると考えられています。アセチルコリンは発汗にも関与しています。

病巣感染による蕁麻疹

歯根膿瘍、虫歯、慢性扁桃腺炎、蓄膿症など、身体のどこかに慢性の感染症があり、その影響が他にも及ぶことで起こる蕁麻疹です。

心因性 蕁麻疹

ストレスがかかるとでる蕁麻疹です。

  • 蕁麻疹の診断と検査

蕁麻疹の原因を特定するために、次のようなことを行います。

問診

蕁麻疹の原因は簡単に検査で特定できるものではないため、問診はとても大切となってきます。
<確認しておきたいこと>
蕁麻疹がでた時の状況・症状・経過・体調・使用している薬・以前蕁麻疹が出たことがあるか・家族歴など (どのような時に症状が出たのか、どのくらい症状が続いていたか、きっかけで思い当たることはないか、疲れが溜まっていないか、寝不足ではなかったか、胃腸の調子はどうか、蕁麻疹以外の症状はどうか、食べたもの・調理法・鮮度はどうか、使っている薬は何か・以前薬疹が出たことがあるか、アレルギーと言われたことがあるか、症状が出る前に触れたものはないか など)

血液検査(RAST)

アレルゲン(原因となる抗原)に対するIgEの量を調べます。

スクラッチテスト

皮膚に小さな引っかき傷をつくり、そこにアレルゲンエキスをつけて反応を見ます。

皮内試験

皮内にアレルゲンエキスを注射し、その後の反応を見ます。

除去・誘発試験

食物アレルギーの疑いがある時、アレルゲンを特定するために行います。
その食物を一定期間摂らずに様子を見て、症状が落ち着いてくるようなら、今度は注意しながらその食物を摂って様子を見ていきます。

物理的刺激による刺激誘発試験

一般的な血液検査・尿検査 レントゲン撮影 など

  • 蕁麻疹の治療

第一に、原因を見つけ、それを取り除くことが重要です。
ただし、急性蕁麻疹の場合はある程度原因を見つけることができますが、慢性蕁麻疹では原因が分からないことが多いため、その場合は薬物療法が必要となります。

薬物療法では、主に次のようなものが使われます。

抗ヒスタミン薬(H1ブロッカー)

タベジール・ぺリアクチン・ホモクロミン・ポララミン・アタラックスPなど

抗アレルギー薬

抗ヒスタミン作用もあります。ジルテック・アレジオン・アレグラなど

H2ブロッカー

ガスター・ザンタック

ステロイド剤

重症の場合のみに使用

など

  • 蕁麻疹の予防
  • 胃腸を整えましょう。(不規則な食事・暴飲暴食・間食・偏食はやめる、便通を整えるなど)
  • 原因となるものが分かっている場合にはそれを避けることが大切です。
  • 蕁麻疹の原因となる食材を蕁麻疹の程度をみながら必要に応じて制限します。(医師の指導に従いましょう。)
  • 疲れを溜めないようにしましょう。
  • 睡眠を十分にとりましょう。
  • ストレスを溜めないようにしましょう。(環境を見直すことも必要です。)
  • 入浴について制限はありませんが、血管が広がると蕁麻疹がでやすくなるため、長湯・熱い湯・皮膚のこすりすぎは気をつけましょう。ただし、症状が出ているときはシャワーだけにしましょう。
  • 運動は蕁麻疹を誘発・悪化させることがあるため、症状によっては制限する必要があります。 蕁麻疹の分類には記しませんでしたが、学童以上で、まれに、小麦・エビ・イカなどを摂ったあとに運動することで蕁麻疹が誘発されることがあります。重症の場合ショック症状(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)に至ることもあるため、食事後に運動して蕁麻疹がでたことがある場合には念のため医師の診察を受けましょう。

蕁麻疹が出た時は・・・
冷たいタオルなどで、かゆい所を冷やすと効果的です。ただし、寒冷蕁麻疹は悪化するのでやめましょう。

参考文献:「家庭の医学」 保健同人社
 「新家庭の医学」 時事通信社
 「最新 家庭医学大百科」 主婦の友社
 「家庭医学館」 小学館
 「家庭医学事典」 新星出版社
 「今日の治療指針2005」 医学書院
 「最新免疫学図説」 菊地浩吉・菊地由里著 メディカルカルテュア

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