東洋医学的解説
- 低体温はさまざまな病気の原因になります。なんといっても免疫力が低下するのですから。女性に多く見られる低体温ですが、食事が疎かだったり、夜寝ていない、又はダイエットを繰り返している人に多くみられます。
低体温は代謝が落ちているので、何を食べても太ってしまう・・という方に多く見られます。ダイエットの場合は体重を落とす事を考える前に まずは体温を正常にする事に専念することをお薦めします。
- ガンなどの方にも多く低体温の方が見られます。こういった場合は体を温めながら免疫を高めるものとダブルで対応する必要があります。OOOだけ飲んでいたのだけれど・・ という方がいらっしゃいますが、代謝を活発にするものと免疫活性のあるものを両方服用する必要がありますね。
- 低体温は漢方的にも分析する事が出来ますが、簡単に申し上げると”冷え”です。対策としては。
- 冷えを改善するような処方
- 代謝を活発にするようにミネラル豊富なサプリ
- 早く寝ること
- 食事改革
この4つを行うことによって改善する事が出来ます。
体温 | 生命の状態 | 新陳代謝 |
36.6度 健康な人の 基礎体温 |
身体細胞の新陳代謝が活発で、健康で活発的、免疫力も高く、ほとんど病気をしない状態を保つ。 | 100% |
35.5度 低体温 |
自律神経失調症で排泄機能低下やアレルギー体質など新陳代謝が不活発。 |
50%~60% |
34度 生死の境 |
海難救助で救出後生命活動が出来るかを判断する体温。自分で自分の体を自由に動かす事が出来ない体温。 | 10%以下? |
33度 死の入り口 |
山で遭難し、幻覚が出てくる体温 | ?% |
西洋医学的解説
通常、私達人間の体温の平均は36.5度くらいといわれています。。
38度以上になると発熱、37度以上になると微熱などといわれます。
体は体温の変化に対して敏感に反応し、通常の状態の体温を保とうと働きます。
その体温の調節を行っている部位が脳の中の視床下部といわれるところです。
体温が下がってくると、視床下部は体温調節中枢を介して皮膚の血管を収縮させます。
そして熱の損失を減らし、戦慄や筋肉の強直などにより熱の産生を高め、体温を通常の状態に戻し一定に保つように働きます。
しかしその働きがうまく行われない場合や、熱の損失に対して熱の産生が間に合わないような状況になると低体温という状態が発生します。
では、低体温とはどこまで体温が低下した状態なのでしょうか。
一般的には、中心体温(直腸温)が35度以下になると低体温といいます。
- 低体温の原因
- 体温調節機能の低下によるもの。(アルコール、老人、脳血管障害など)
- 甲状腺機能低下症、下垂体機能低下症などによるもの。
- 海や山での遭難により長い時間寒さにさらされたとき。
- 生活環境(浮浪生活など)
- 薬物中毒により体温調節の変化を伴う場合。
- 低体温の症状
・皮膚の血管の収縮、震えが現れます。
・中心体温が35度~32度の時には、見当識障害などが現れます。
・中心体温(直腸体温)が32度以下になると震えは止まります。
・筋肉の硬直が現れます。
・意味不明の発語などが聞かれる状態となります。
・心拍数、心拍出量、血圧などが低下します。
・不整脈が現れます。
・中心体温(直腸温)が26度以下になると脈は触れることができなくなります。
・意識がなく呼吸が浅くなり昏睡状態となります。
- 低体温の治療
・毛布(電気毛布など)をかけ保温します。
・頸部、大腿部、腋窩などの動脈に保温パックなどを当て復温をはかります。
・加温された輸液の投与。
・温酸素の投与。
・胃洗浄、血液透析などを行う場合もあります。
気になる予算は?
低体温の場合は、その他に気になる症状も色々合わさって複雑な場合が多いです。
体質によっても変わってきますのでご相談いただければと思います。
低体温のみを改善する場合 1ヶ月・・・¥12,000~。
低体温+辛い症状を改善する場合 1ヶ月・・・¥20,000~。
お客様の平均予算は ¥28,000位 ・・・低体温以外にも色々な症状が重なっているため
お客様体験談
お客様の貴重な体験談を掲載させていただいてます!
お読みになるときっと勇気が湧いてきますよ♪