東洋医学的解説
<不妊の原因>
原因は人それぞれ異なり、一つに限定できるものではありません。
- 冷え(腎陽虚:じんようきょ)・・・このタイプは多くみられます。
昔に比べると、基礎体温の低い方が増えているようです。子宮を温める力が弱ければ、受胎することもできません。冷えは不妊の大きな要因となります。もしも低温期が35度台であるようなら、要注意です。漢方で力をつけていくだけでなく、生活の見直しも重要です。
伴いやすい症状:
足腰が冷えてだるい・手足が冷たい・寒がる・尿が薄くて多い、あるいは少なくてむくむ・軟便・下痢・下半身が太りやすい生理周期が7日以上遅れ、量が少なく色が薄い・生理の回数が少ない・生理がない(閉経)・性欲減退・インポテンツ・精子が少ない・無排卵 など
原因:
- 無理なダイエット
- 食生活の乱れ(食べていない・バランスが悪い)。
- 身体を冷やす服装をしている(腰や足をだすなど)。
- 冷たいものを良く摂る(ジュース・アイス・生野菜・生ものなど)。
- 疲れているのに無理を続ける。
- もともと「腎陽」の働きが弱い(虚弱体質)。
- 親が高齢になってからの子供である。(親が腎虚のため、先天の精が不足している。)
- 慢性病 など
漢方:
「腎」を温めて陽を補うようなものなどを使っていきます。
予防:
- 冷やさない。(特に腰、下半身を冷やさない。)
- 生野菜、冷たい飲み物などを控える。
- 食事を3食きちんと摂る。(バランスも考えて)
- 疲れたらゆっくり休む。
- 精子の運動率も疲れが溜まっていると低下します。
(例えば、仕事で疲れきっている金曜日と心も身体もゆっくり休んだ日曜日では運動率が異なってくることがあります。) - 十分な睡眠をとる。ただし、早めに床に就く。(夜10時~2時に眠っている状態にする) など
- 必要な気血が足りていない(気血両虚:きけつりょうきょ)
- ストレスなどで気の流れが滞りやすい(肝うつ気滞:かんうつきたい)
- 血の流れが滞っている(オ血:おけつ、血オ:けつお)
- 余分な水分が溜まってしまっている(痰湿:たんしつ)
お客様体験談
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