東洋医学的解説
中医学的に排卵痛を解説します。
排卵するという作業は五臓でいうところの肝と密接です。
ホルモンの製造や妊娠する体作り精力の貯金箱は「腎」
ホルモンを排泄する、卵を産む、生理を起こすという何かつくったものを表に出す作業(排泄作業)というのは「肝」が行っていきます。
排卵痛は「肝」の働きが低下し、めぐりが悪くなると起こる症状の一種です。
なぜめぐりが悪くなるのか原因は人それぞれです。
- ストレスが溜まっている(過労や外的要因など)
- 気を巡らせるだけの力が不足している(過労や養生不足)
- 精力が不足している(この場合、排卵時に腰痛が出ます)
「気」が巡らないと、そこに体にとって良くないものが溜まってきます。
気のめぐりの悪い人はこのような症状を抱えやすいです。
- 気分がすっきりしない
- ため息をつく、またはイライラする
- 気分にむらがある
- 胸がはる
- 泣いたり怒ったりする
こちらも排卵痛の原因となります。
- お血(血液の流れの悪いところ)
- 熱(滞らないところに熱が溜まります)
体質や原因を見極めてそれぞれ漢方で対応します。
肝の経絡
排卵痛は、中医学的に「肝の経絡」とも深く関係します。
女性特有の症状でお悩みの方の多くは、この経絡の詰まりや流れの滞りが多く見受けられます。
『肝』
「肝」とはストレスを受け止めるクッション。
ストレスが溜まっていたり、何か大変なことが重なった時に卵巣が腫れたという女性が沢山いらっしゃいます。それは中医学的に肝の経絡が詰まってしまい、その経絡の上に乗っている卵巣、子宮の働きに影響があると考えます。
上の図のような肝の該当症状以外にも、感情や精神の影響によってストレスを貯めやすい人は免疫が落ちやすいため、その点も留意します。
気になる予算は?
予算は 1ヶ月 ¥15,000~30,000
(痛みと経過時間によって変化します。)
お客様体験談
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